言える趣味ともいえ

「読んでいる」くらいは普通。「最近Aという漫画が面白くて読んでいます」これはOKだろう。

普通のライトユーザーとしてアニメや漫画にはまっているというのは何も恥ずかしがる必要が無いし、今のご時世、「そんなもの子どもが見るものだ」と拒絶されるような時代ではないので世間的なハードルは下がっている。

ただ、マニアックなものが好きな場合はなかなか言いづらい趣味と言えるかもしれない。一般的に知られていないものが大好きな場合は「どんなの見ている(読んでいる)の?」と聞かれた時に困るケースがあるだろう。

実際に俺の後輩もそういったものが好きなヤツがいるのだが、「例えばAとかBとかCとか」と飲み会で言った瞬間、誰も一つも知らなくて「シーン」みないな時があった。

まあそいつはそんな反応をされてもまったく気にしないタイプなので何もダメージを受けていないし、おじさんたちから「君の名はってはやっているよねえ」ということを振られても「俺はああいうのじゃなくてもっとこんな感じのが好きなんですよ」とか力説するタイプなので、そこまで言えれば堂々と言える趣味ともいえる。

ただ大事な自分の世界を会社の会話のおもちゃにされたくないという思いが一般的かと思うので、あまりこれも大々的に言えない趣味ともいえるだろう。


よくやる手としては誰もが知っているものをいくつか作品の名前を挙げて、とりあえず「アニメが好き」というところは伝えつつ、本当に好きな作品は伝えないで無難な回答をしておくということをやっている人も多いのではないだろうか。